「ポエティーク」香りに導かれて。POÉTIQUE - Guided by Scent...
- Ai

- 11月22日
- 読了時間: 6分

(English follows)
こんにちは。セラピストのAiです。
この度、アロマトリートメントのサロン「ポエティーク」を開くことになりました。
都内のマンションの一室をサロンとして利用しているため、高級スパのような華やかさはありませんが、限られた空間の中で、お客様が素の自分に戻り、心からリラックスできるような、優しさに満ちた心地良いエネルギーに包まれています。
さて、普通の会社員だった私が、どのようにアロマセラピストになったのかについては、プロフィールにも書いていますが、それは自然な流れだったと言っても過言ではありません。
”香りに導かれて…” なんて少し気取ったタイトルをつけてみましたが、実際のところ、それは全くの嘘ではありません。
コロナ禍をきっかけに、多くの人が人生の方向転換を経験したと思います。
仕事や人間関係、生活環境の変化により、体調の変化も感じられたのではないでしょうか。
世界規模で押し寄せた「変化せざるを得ない」状況の中で、私たち一人一人が自分自身と向き合う時間を持つことができたのではないかと思います。
私自身もその一人でした。
リモートワークが始まり、以前よりも少しだけ気が抜けて、1日の中で「空」の時間を感じることが増えました。
世の中が混乱している中で、なぜか内側は以前よりもリラックスしている自分。
すると、無意識に蓋をしていた本来の「私」がゆっくりと顔を出し始めたのです。
もう、苦手なことを無理してやるのは嫌だ!という感覚。
自分が好きで得意なことをやっていきたい!という気持ち。
リラックスすることで、素直に自分の内側のリアルな感情を受け入れられるようになったのです。「見て見ぬ振り」をしていたものが、自然と露わになったような感じでしょうか。
そして、自分が進むべき方向に関する情報が、まるで遠くから香るジャスミンの香りが風に乗ってやってくるように、自分の元へと届きました。
それは、「癒し」の世界。
もともとアートや自然に囲まれた環境で育った私にとって、この道はまるで歩んできた道を帰っていくような、”巻き戻し”のような感覚でした。
ハワイの伝統的なロミロミから始まり、インドのアーユルヴェーダ、リンパドレナージュ、そしてイギリス発祥のアロマセラピー。それぞれに興味深い哲学があり、終わりのない学びと訓練があります。
アロマセラピーに関しては、まさかこんなに繊細で奥深いものだとは思っていませんでした。正直、最初は「すぐ取れる資格もあるし、OLのお遊び程度の趣味かな」と思っていました(本当に申し訳ありません!)。
でも、精油を使ったトリートメントには、ただ香水をまとうだけでは得られない、香りが持つ芳香成分が身心に働きかけ、リラックスを促し、時に高揚させ、流れを作り、最良の状態へと整えていく力があります。
私たちは「生」きている限り、常に外界からの影響を受けています。
特に、AIが進化し続ける現代では、便利でエキサイティングな広がりを見せる一方で、焦りや怒り、恐れ、悲しみ、孤独といった感情が追いつかず、宙に浮いているように感じることがあります。
これらは決して不要なエネルギーだとは思いません。
「香り」は、強制することなく、さりげなくそれらの感情と向き合わせ、私たちが自ら癒しに変えていくサポートをしてくれます。そんな優しい力を持っているようです。
「大切なことは、目に見えないんだよ。」
サン・テグジュペリの『星の王子さま』の中で残された言葉です。
それが今、香りと癒しの世界に少し重なるように感じ始めています。
進化に対抗するように、人は常にケアと「癒し」を求めているのだと、私は感じているのですが、おそらく、私自身が誰よりも一番癒しを求めていたのかもしれません。
今、新しいチャプターの扉の前に立っています。
今後もポエティークの歩みを温かく見守っていただけたら幸いです。
愛を込めて。
Ai
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